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北海道森林管理局は1月15日以降、道内全ての国有林への入林禁止を発表。

 北海道森林管理局は11日、恵庭市の国有林で11月に猟銃の誤射により同局恵庭森林事務所の男性職員(38)が死亡した事故を受け、来年1月15日以降、一般狩猟者を対象に道内全ての国有林への入林を禁止すると発表した。

 石狩森林管理署は10日から、事故現場を含む同署管内の国有林(石狩管内全域と後志管内の一部、21万2600ヘクタール)を先行して入林禁止にしている。
同局は、安全対策を強化するには、まずは狩猟時のルール順守を狩猟者に周知徹底する時間が必要だとして、全道の国有林(306万7400ヘクタール)に入林禁止区域を広げた。
期間は可猟期間が終わる来年3月末まで。

 事故を受け、北海道猟友会は、すでに道内での趣味目的の銃猟について、年内の自粛を決めている。
一方、国有林は食害などが問題視されるエゾシカの生息地で、捕獲できなければ被害が拡大する懸念もある。
同局は、市町村に委託された狩猟者が有害駆除を行う場合に限り、国有林への入林を認める。

 同局は11日、北海道猟友会に対し、銃猟の安全確認の徹底や法令順守を求める要請書を提出した。